ファンが最も固唾を呑んで見守るのが、アニメ2期制作条件 売上枚数の行方です。以前は「円盤が売れなければ2期はない」が業界の鉄則でしたが、現在では円盤が2,000枚以下であっても続編が即座に決定する事例が続出しています。
この変化をもたらした最大の要因は、アニメDVD売上減少 配信の影響です。製作委員会にとって、Netflix、Prime Video、dアニメストア、海外のCrunchyrollなどの配信権料(MG:ミニマム・ギャランティ)が主要な先行回収源となったためです。配信プラットフォームでの総再生時間や国内・海外でのランキング順位が、かつてのオリコン週間Blu-rayランキングと同等以上の影響力を持っています。
もちろん、円盤が売れるに越したことはありません。しかし現代における円盤の役割は「製作費の回収」から「コアファンの熱量測定器」へと変化しており、単体売上が不振でも配信実績やIP全体のIPビジネスが好調であれば、第2期・第3期へとシリーズが継続される仕組みが確立されています。