エラボトックス失敗画像の真相|頬こけ・笑えない症例の全貌と回避術

エラボトックス失敗画像の真相|頬こけ・笑えない症例の全貌と回避術

エラボトックス失敗画像の真相|頬こけ・笑えない症例の全貌と回避術の重要ポイントをご紹介します。役立つ情報が満載です。

ネット上に公開されている失敗画像をつぶさに分析すると、引き起こされている症状は偶然の産物ではなく、筋肉と皮膚組織の構造的破綻によって生じていることが分かります。代表的な症例は以下の5つに集約されます。

第一に挙げられるのが、頬骨の下が不自然に窪んでしまうエラボトックスの頬こけです。咬筋(こうきん)は耳の下から頬骨弓にかけて広がる大きな筋肉ですが、本来アプローチすべき下部ではなく、高い位置(頬骨弓付近)にボトックスを注入してしまうと、頬のボリュームを支えていた筋肉の上部が萎縮します。その結果、頬骨が目立ち、やつれた印象や老け見えを一気に加速させてしまうのです。

第二に深刻なのが、フェイスラインのエラボトックスによるたるみ悪化です。咬筋は顔の皮膚やSMAS(表在性筋膜)を内側から張るテントの支柱のような役割を果たしています。特に30代以降で皮膚の弾力が低下している場合、支柱である筋肉が急激に縮むことで、行き場を失った皮膚が重力に引かれて下垂し、マリオネットラインやほうれい線が深くなります。

第三に、対人関係に深刻な支障をきたすのがエラボトックスで笑えない理由として知られる笑筋への薬液拡散です。口角を外側に引き上げる「笑筋」は咬筋のすぐ前方に位置しています。注入位置が数ミリ前方にズレたり、薬液の濃度調整を誤って広範囲に拡散したりすると、笑筋が麻痺し、口角が左右非対称に引きつる、あるいは「目は笑っているのに口元が能面のように動かない」という不気味な表情を作り出してしまいます。

第四は、日常生活を直撃するエラボトックスによる噛めない・咀嚼困難の症状です。咬筋の主たる役割は咀嚼です。過剰な単位数を投与されたり、筋線維の深層まで過度にブロックされたりすると、肉や煎餅などの硬い食べ物が噛み切れず、食事のたびに顎が激しく疲弊します。

そして第五が、小顔化を狙ったはずが逆効果となるエラボトックスでの面長失敗です。エラの張り出しが急激に狭まることで、顔の縦横比(アスペクト比)のバランスが崩れ、相対的に額から顎先までの長さが強調されて顔が長く見えてしまう現象です。元々面長傾向にある骨格を見落として施術した典型的なケースといえます。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。