女性が年収500万円を稼ぐことは、日本社会においてどれほど稀少なのでしょうか。その答えは、国税庁民間給与実態統計調査の確かな数値が如実に物語っています。
最新の給与実態調査によると、給与所得者である女性の平均年収は約314万円にとどまっています。その中で「年収500万円以上」を達成している女性の割合は約17.7%。実に、働く女性の「およそ6人に1人」しか到達できない狭き門です。給与階級別の分布を精査すると、女性で最もボリュームが多い層は「100万円超200万円以下」(約449万人)であり、パートタイマーや非正規雇用を含めた全体の中では、年収500万円は極めて高いハードルであることが浮き彫りになります。
ネット上やSNSでは「年収500万円は女性の勝ち組ライン」としばしば評されますが、年収500万円の女性が勝ち組の真相を統計から見れば、単なるイメージではなく紛れもない上位層に位置していることが実証されています。正規雇用に絞ったとしても上位25%前後の水準であり、自立した経済基盤を確立している証拠と言えます。