SG競走をはじめとするグレード戦の最終日に行われる優勝戦展開予想は、一般戦とは全く異なる戦術眼が求められます。特に年末の頂上決戦であるスーパースター王座決定戦予想に代表される最高峰の戦いでは、出走する8名全員が超抜エンジンと極限の整備技術を備えています。
こうした極限の舞台において勝敗を分けるのは、わずか0.01秒を争うスタートタイミングと、長丁場(8周回〜10周回)を耐え抜くタイヤマネジメントです。短距離戦であれば力任せの外回りで強引に捲り切る選手も、10周戦となれば終盤にタイヤの内側が削れてグリップを失います。歴代の王座決定戦を制してきたレジェンドたちの勝負手は、序盤に無理なツッコミを控えてインコースで機を伺い、前を行く選手がタイヤ消耗によってわずかにコースを膨らませた一瞬を逃さず、インから鮮やかに切り裂く「差し」の技術です。
優勝戦の車券を組み立てる際は、単に近況の上がりタイムを比較するのではなく、「周回数が延びた際に失速しないタフなエンジンセッティングになっているか」「枠番主張ができる内枠か、自在に動けるセンター枠か」を綿密に精査することが、高配当的中を手繰り寄せる秘訣となります。