Q1:小指にできてしまった「へこみ」は、放置すると元に戻らなくなりますか?
A1:皮膚や皮下組織が圧迫されてできた初期の浅いへこみであれば、底面で支える持ち方をやめて圧迫負荷をゼロにすることで、通常は1〜2週間程度で元の状態に回復します。ただし、何ヶ月も強い圧迫を放置して側副靭帯が伸びきってしまったり、組織が線維化して硬直したりした場合は、元の形状に完全に戻るまで長期間を要するか、わずかな変形が残る恐れがあります。違和感を覚えた時点で即座に持ち方を変えてください。
Q2:スマホ指の症状で病院に行く場合、何科を受診すればよいですか?整骨院でも大丈夫?
A2:第一選択とすべきは整形外科です。骨や関節、腱の炎症度合いをレントゲンや超音波(エコー)検査で客観的に診断できるためです。特に指や手首の専門診療を行っている「手外科専門医」がいる病院が最適です。整骨院や鍼灸院でも筋肉の緊張緩和やテーピングによる対症ケアは可能ですが、腱の断裂リスクやばね指の進行度を正確に把握し、投薬や注射などの医療行為を受けられるのは整形外科に限られます。
Q3:痛みが強いときは温めるべきですか?それとも冷やすべきですか?
A3:症状の「時期」によって正反対の対応が必要です。動かした直後にズキズキと熱を持って激しく痛む「急性期」は、腱鞘に強い炎症が起きているため、氷嚢や保冷剤をタオルに巻いて10〜15分程度冷やす(アイシング)のが鉄則です。逆に、朝起きたときの手指のこわばりや、慢性的な重だるさ、筋肉の張りに対しては、入浴や蒸しタオルで温めて血行を促進することで組織の柔軟性が回復し、痛みが和らぎます。