インターネット掲示板やSNS、合格体験記の美辞麗句の裏には、受講生たちの泥臭い現実と痛切な苦悩が渦巻いています。ネット上の評判や現場の声を検証すると、大手校ごとに全く異なる受講生心理が浮かび上がってきます。
CPA会計学院に対するネット上の反応を見ると、「教材の完成度が高く、Webアプリでの講義消化が非常にスムーズ」「講師へのLINE質問やWeb面談が迅速で助かる」という絶賛がある一方、「教材の分量が年々重厚化しており、ランク付けがあっても消化不良でパンクする受講生が続出している」「自習室が満席で座れない時間帯がある」といった切実な声も散見されます。急激な受講生増加に対し、自習スペースのキャパシティや質問対応の負荷が局所的に追いついていない実情が見え隠れします。
TACや大原に対する生の声としては、「老舗ならではのカリキュラムの安心感がある」「大原のステップ答練はペースメーカーとして最適で、脱落せずに続けられた」という信頼感が語られる反面、「WebシステムのUIやスマホアプリの操作性がCPAやLECに比べてややレガシーに感じる」「校舎ごとの講師の当たり外れが大きい」といった指摘が挙がっています。
受講生手記から見出せる共通の教訓は、「どの予備校を選んでも、最後は孤独なアウトプットの量で決まる」という冷徹な事実です。「講義動画を1.5倍速で観ただけで勉強した気になっていた」「答練の点数に一喜一憂して復習を怠った」という告白は、予備校の看板に関わらず脱落していった無数の受験生に共通する痛恨の反省点です。