硬性コルセットを医療機関で作製する際、提示される金額の高さに驚く患者や家族は少なくありません。しかし、医師の処方に基づいて義肢装具士が採型・製作する治療用コルセットは、公的医療保険の適用対象(治療用装具)となります。
以下は、腰椎分離症治療で用いられる代表的な装具の種類、費用の目安、保険還付の仕組みを整理した比較データです。
装具の費用精算において押さえておくべきポイントは、「受領委任払い」を採用していない医療機関の場合、一旦窓口で装具製作業者に10割(全額)を現金等で支払う必要があるという点です。その後、義肢装具士から発行される「領収書」および医師が作成する「装具装着証明書(医証)」を添えて、自身が加入する健康保険組合や国民健康保険へ療養費支給申請を行うことで、7割(未就学児や義務教育就学児は各自治体の助成制度により8〜10割)の払い戻しを受ける流れになります。
自治体によっては「子ども医療費助成制度」の対象となり、自己負担分を含めた全額が最終的に助成されるケースも多いため、申請書類の紛失には細心の注意を払わなければなりません。