長女の憂樹さんは、難関として知られる宝塚音楽学校へ2014年に入学(102期生)。卒業時には優れた成績を収め、2016年に宝塚歌劇団へ入団しました。芸名「蘭世惠翔(らんぜ けいと)」として月組に配属され、当初は凛とした立ち姿と端正な顔立ちが際立つ男役としてキャリアをスタートさせます。
しかし、入団4年目となる2019年、彼女は大きな決断を下します。男役から娘役への転向を発表したのです。宝塚の歴史においても男役から娘役への転向は決して珍しくありませんが、高い歌唱力と華やかなビジュアルを持つ彼女の挑戦は、ファンから熱い支持を集めました。『エリザベート』の少年ルドルフ役や『アイ・ラヴ・アインシュタイン』など、転向後も実力派の娘役として月組の舞台を彩り続けました。