ショーケースに並ぶ色鮮やかなプティガトーは、どれも緻密な計算と芸術的な美しさを兼ね備えています。初訪問でも絶対に後悔しないおすすめケーキと大人気メニューを厳選して解説します。
1. セラヴィ(C'est la vie)
辻口博啓氏の代名詞とも言える最高傑作です。1996年のフランスコンクール優勝作であり、六角形の美しいフォルムが特徴。濃厚でなめらかなホワイトチョコレートのムースの中に、甘酸っぱいフランボワーズのジュレと、香ばしいピスタチオのビスキュイが層を成しています。底に敷かれたショコラ生地のサクサクとしたフィヤンティーヌが絶妙な食感のアクセントを生み出し、甘味・酸味・食感が完璧な調和を奏でます。
2. ミュゼ(Musée)
店名を冠したシグネチャースイーツ。能登産の素材を主役に据え、時期によって旬のフルーツや和素材(抹茶や能登栗など)を取り入れた奥深い味わいが特徴です。美術館の展示作品を鑑賞した後の余韻をそのまま舌で味わえるような、アーティスティックな仕立てになっています。
3. 能登珠洲塩ロール
能登・珠洲の伝統的な揚げ浜式製塩法で作られた天然塩をアクセントに使用した極上ロールケーキ。ふんわりと焼き上げたスポンジに、キレのある上質な生クリームとミネラル豊富な塩味が絶妙に絡み合います。甘いものが苦手な方からも圧倒的な支持を得ている定番の一品です。
4. お土産の絶対的エース「YUKIZURI(雪吊り)」
金沢・兼六園の冬の風物詩である「雪吊り」の縄をイメージして作られた焼き菓子。石川県産の米粉、卵、梅酒、珠洲の塩を使用したパイ生地の上に、サブレ生地とアイシングを重ねて焼き上げられています。サクッとした軽快な食感と、ほのかに香る梅の風味が上品で、北陸土産の定番として年間を通じて圧倒的な売上を記録しています。ショコラ味や季節限定のルビーロマン味など、多彩なバリエーションも魅力です。