全盛期を象徴する作品群の中でも、1999年にリリースされた2ndアルバム『LOVEppears』の衝撃は語り草だ。モノクロとカラーのコントラストが印象的なジャケットデザインとともに、音楽的にも大きな進化を遂げ、200万枚を超える爆発的ヒットを記録。先進的なトラックメイキングと切ないメロディラインの融合は、シーンに鮮烈な印象を与えた。
そして2001年、伝説の「3月28日」。ベストアルバム『A BEST』の発売だ。空前絶後のCD対決として世間を賑わせたこのリリースは、400万枚超を売り上げる怪物的な記録となった。過密スケジュールの中で擦り減っていく心身を削りながら、彼女は表現者としての意地を見せ続けた。一曲一曲に込められた痛切な叫びが、リスナーの心に深く刺さったのだ。