二人の関係者たちが口を揃えて語る知られざるエピソードがある。カメラが回っている間は容赦のない毒舌を連発していた二人だが、セットの裏側では誰よりもスタッフや共演者に細やかな気配りを見せていたという。
若い裏方スタッフの名前を一人ひとり覚え、収録が終われば「今日はうまく話せなくてごめんね」と声をかけることもしばしばだった。また、テレビで激しく批判した相手に対しても、楽屋を訪れて意図を説明し、フォローを忘れなかった。彼らにとって毒舌とは、世間の無関心や嘘を打ち破るための「美学」であり、決して他人を傷つけるための手段ではなかった。この真摯な姿勢こそが、長年にわたり第一線で愛され続けた理由である。