正常な体内環境では、デーデルライン桿菌と呼ばれる善玉菌が酸性の状態を保ち、悪玉菌の進入を防いでいる。この自浄作用の要となるのが膣内フローラのバランスだ。しかし、過度なストレス、睡眠不足、排卵期や生理前後のホルモン変動によって、この絶妙な生態系は容易に崩れてしまう。
日本産科婦人科学会の知見に基づいても、過剰な洗浄や不規則な生活が局所のバリア機能を低下させることが指摘されている。加齢や過度なダイエットもホルモン分泌を抑制し、乾燥や臭いの引き金となる。からだの内側で起きているミクロな変化に目を向けなければならない。