潮流の起爆剤となったのは、ソーシャルメディアと海外セレブリティの影響力だ。かつてキム・カーダシアンをはじめとするトップインフルエンサーが日常のウェルネスルーティンを頻繁に発信し、瞬く間に世界中のフォロワーへと波及した。さらに、かつて米国の人気健康番組で話題を集めたドクター・オズのような健康コメンテーターの存在も相まって、「飲むサプリから貼るサプリへ」というキャッチフレーズが急速に浸透していった背景がある。
拡散の主舞台は動画プラットフォームだ。TikTokでは「#dietpatch」や関連ハッシュタグを掲げた動画が数百万回単位で再生されている。YouTubeでも、モーニングルーティンの一環としてパッチを腕や脚に貼るシーンが日常的に配信された。スタイリッシュなパッケージデザインも手伝い、若い世代を中心とする層へ急速に広がったのだ。