江戸時代の墓石が語る家紋と戒名の謎!発掘調査で迫る先祖のルーツ

江戸時代の墓石が語る家紋と戒名の謎!発掘調査で迫る先祖のルーツ

江戸時代の墓石が語る家紋と戒名の謎!発掘調査で迫る先祖のルーツに関する最新の話題を分かりやすく解説いたします。

東京都港区に位置する増上寺は、徳川家の菩提寺として巨大な将軍家墓所を今に伝える。ここで長年実施されている「徳川将軍家墓所保存プロジェクト」は、近世における最高峰の石造構造物を科学的に保全・調査する国家的取り組みだ。

とりわけ、江戸幕府を開いた徳川家康の遺訓を受けた二代秀忠や六代家宣らの廟所・墓石群は、伊豆や真鶴から切り出された最高級の小松石や花崗岩が使用され、当時の建築・石工技術の粋を集めている。精密なレーザースキャン調査によると、ミリ単位の歪みもなく組み上げられた石造基壇や重厚な宝塔は、権威の象徴であると同時に、日光東照宮とも通じる霊的な美意識を体現している。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。