なぜ短めの鼻は、これほどまでに人の心を捉えて離さないのか。その秘密は顔の美しさを規定する「黄金比率」と「中顔面(目の下から唇の上までの距離)」のバランスにある。
人間の脳は、顔の下半分や中顔面が短めの比率に対して直感的に「幼さ」「かわいらしさ」「無邪気さ」を感じ取る性質を持つ。鼻の縦幅が短くなることで、眉下から鼻先までの余白が小さくなり、相対的に目が大きく際立つ。さらに、人中(鼻の下から上唇までの溝)との距離感もギュッと凝縮されるため、実年齢よりも若々しい印象を与えるのだ。ツンと上を向いた可憐な鼻先は、笑ったときに頬が高く上がり、表情全体に生き生きとした躍動感をもたらす。