山麓駅を出発したゴンドラは、有珠山ロープウェイ 所要時間にして約6分のスムーズな上昇をみせます。右手に赤褐色の溶岩ドーム「昭和新山」が次第に眼下へと小さくなり、背後には青く輝く洞爺湖と中島、遠方には蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山の雄姿が広がります。
山頂駅(有珠山頂駅)に降り立つと、すぐ目の前に広がるのがリニューアル以来高い支持を集める「Mt. USUテラス」です。ウッドデッキ上にはゆったりとしたプライベートソファシートが並び、併設された有珠山テラス カフェでは地元産の素材を贅沢に使ったジオスムージーやこだわりのドリップコーヒー、特製スイーツが提供されています。絶景を眺めながら過ごすカフェタイムは、多くの旅行記やメディア取材でも極上の体験として絶賛されています。
テラスからさらに左手の遊歩道を歩くこと約7分、現れるのが有珠山 火口原展望台です。1977年の噴火活動によって形成された「銀沼火口(ぎんぬまかこう)」の荒々しい火口壁と、大有珠(おおず)の険しい岩肌、さらには内浦湾(噴火湾)の水平線までをも一望できるビュースポットです。洞爺湖有珠山ジオパークの中核をなす「生きている地球」の地殻変動を間近に観察できる景観は、単なる観光地の枠を超えた強い知的好奇心を刺激します。