本紙が独自に入手した取材情報によれば、街の景観変化以上に市民の日常を大きく変えるのが、進行中の交通インフラ大規模再編だ。特に仙台駅西口・東口のバスターミナル周辺および主要幹線道路では、歩行者デッキの延伸とバス路線の再配置が進行しており、従来の通勤・通学ルートが突然変更される事態が相次いでいる。
市民が直ちに把握しておくべき重大な変更点は主に3つある。第一に、駅前主要バス乗り場の段階的な統合・移転に伴う乗車位置の変更だ。慣れ親しんだ停留所が数十メートル移動するだけで、通勤ラッシュ時の混雑流線が大幅に変化している。第二に、青葉通周辺における歩行者優先空間(トランジットモール構想)の拡充に伴う、一般車両の通行規制強化だ。第三に、地下鉄アクセス通路の全面リニューアルによる乗り換え動線の見直しである。
再開発計画の裏側を取材すると、行政と交通事業者の間での調整は難航を極めたという。急激な工事進行に伴い、高齢者や障害者から「案内板が分かりにくい」「工事の迂回路が複雑すぎる」といった不満の声が上がっているのも事実だ。便利で洗練された都市への脱皮が進む一方で、日々の移動を支える足元のインフラ変更に対する周到な周知徹底が、今まさに求められている。