ネット掲示板やSNSでは「サクマ式ドロップスの製造元が倒産したから放送できない」「残酷すぎるため当局から規制された」といった真偽不明の言説が散見されます。しかし、これらは事実無根のデマや誤解に基づくものです。
まず、佐久間製菓株式会社(赤色の「サクマ式ドロップス」缶で知られた老舗)が2026年1月に廃業した件についてですが、映画本編の放映権や著作権とは一切法的な連動性はありません。緑色缶の「サクマドロップス」を展開するサクマ製菓株式会社は現在も事業を継続しており、商標トラブルや企業側の要請で映画が封印されたという事実は存在しません。
また、放送倫理面においても本作が有害図書や放送禁止映像に指定された記録は皆無です。文部省選定(当時)を受けた名作であり、教育的見地からも高く評価されています。つまり、放送されないのは外的な規制によるものではなく、テレビ局側の編成判断とスポンサーシップのビジネス的判断による自主的な見送りに過ぎません。