旧車の世界では、ショップとユーザーの間にしばしばシビアな評価のズレが生じます。つくば絶版車館に足を運んだ経験を持つベテランライダーや、バイク王で名車の売買を行ったオーナーたちの声を精査すると、多面的な実態が浮かび上がってきます。
SNSやネット掲示板に投稿されたバイク王つくば絶版車館の評判・口コミおよび購入者の証言には、次のようなリアルな指摘が見られます。
「かつてつくばの館を訪れたときは、70年代のナナハンや2ストトリプルが整然と並び、まさに圧倒的なミュージアムだった。店員さんも旧車のウィークポイントを熟知していて、無理に買わせようとせず『維持にはこのくらいの覚悟が必要です』と率直にアドバイスしてくれたのが印象的だった」(茨城県在住・50代男性ライダー)
一方で、近年の流通形態の変化に対しては戸惑いの声も少なくありません。バイク王絶版車館ネットの反応を追うと、「ふらっと立ち寄って実車を見比べられる聖地のような場所が減ってしまったのは寂しい」「画像やオンライン商談だけでは、エンジンの細かなメカノイズやフレームの微小なサビ感までは判断しきれない」といった現場主義のファンならではの不満や懸念も見受けられます。
大手ならではの画一的なマニュアル対応を指摘する意見がある反面、「素性の知れない個人売買でメーター改ざん車を掴まされる恐怖に比べれば、販売証明や書類管理が徹底されている大手の安心感は大きい」という現実的な支持票も強固です。情緒的なファン心理と、取引の安全性・透明性を求める実利的な評価が交差しているのが実情と言えます。