引退後の職業として近年圧倒的な存在感を放つのが、実業家・起業家への転身です。その先駆者である中田英寿氏は、現役引退後に世界約100カ国を旅した後、日本の伝統文化や酒造業のグローバル展開を支援する「JAPAN CRAFT SAKE COMPANY」を設立。独自のマーケティングと流通改革により、日本酒文化を世界市場へ押し上げるトップアントレプレナーとして君臨しています。
投資の世界で異次元のスケールを見せるのが本田圭佑氏です。自身が率いるエンジェル投資ファンドを通じて米国内外の有望スタートアップへ出資し、教育事業「NowDo」やWeb3プロジェクトなど多角的なビジネスを展開。さらにカンボジア代表の実質的な監督を務めた経験を活かし、世界各地でプロサッカークラブのオーナーシップを持つなど、サッカー界の枠組みを大きく超えた活動を加速させています。
さらに、元日本代表MFの鈴木啓太氏は、アスリートの腸内環境研究に着目したヘルスケアベンチャー「AuB(オーブ)株式会社」を創業。トップアスリートの便から採取した腸内細菌データを基にサプリメント開発やヘルスケア事業を軌道に乗せ、上場を視野に入れる急成長企業へと育て上げました。知名度頼みではない確固たるビジネスモデルを構築し、社会課題の解決に挑む元代表選手が増加しています。