長瀬智也の時計選びにおいて最も特徴的なのは、現行のハイテクモデルには目もくれず、1960年代から1970年代のヴィンテージピースを中心にセレクトしている点です。彼の腕元で目撃されてきた代表的な長瀬智也の腕時計の型番を整理すると、時計史に燦然と輝く名作がずらりと並びます。
代表的な私物として知られるのが、手巻きクロノグラフの最終形態と称される「デイトナ Ref.6263」です。さらに、ダイバーズウォッチの原点である「サブマリーナー Ref.5513」、探検家のために作られたミニマリズムの極致「エクスプローラーI Ref.1016」など、いずれも後世に多大な影響を与えた歴史的モデルばかりです。
これらのラインナップを見ると、華美な装飾を施したモデルではなく、本来の「プロフェッショナル向け実用ツール」としての出自を持つ時計を好んでいることが一目瞭然です。長瀬智也の私物コレクションは、道具としての機能美を極めたマスターピースで構成されています。