膝蓋跳動テストは、膝関節腔内に異常な液体(関節液や血液など)が溜まる「膝関節水腫」の有無を判定するための代表的な膝関節の徒手検査法です。正常な膝関節内にも摩擦を減らし軟骨へ栄養を供給するために数ミリリットルの関節液が存在していますが、何らかの炎症や外傷が起きると関節液が過剰に分泌され、関節腔が膨張します。
この過剰な関節液の貯留を簡便かつ非侵襲的に察知する手段として、膝蓋跳動テストは長年重宝されてきました。特別な医療機器を必要とせず、検者の両手のみで関節液の貯留度合いを直接触知できる点が最大の強みです。