万全を期していても、予期せぬ渋滞や迂回によって深夜のガス欠に直面してしまった場合、迅速かつ安全な初動が命を分けます。
エンジンの息継ぎやアクセルレスポンスの低下など、ガス欠の初期症状を感じたら、完全に停止する前にハザードランプを点灯させ、安全な路肩や非常駐車帯、コンビニの駐車場などに車両を滑り込ませてください。高速道路上で立ち往生した場合は、後続車からの追突を防ぐため停止表示器材(三角停止板または紫色の停止表示灯)を車両後方に設置し、搭乗者全員がガードレールの外側の安全な場所に避難した上で道路緊急ダイヤル(#9910)や警察へ通報します。
安全確保後の対処手順は以下の通りです。
- 自動車保険の付帯ロードサービス:多くの任意保険に「ガソリン無料配達サービス(保険期間中1回〜2回、10リットル程度まで無料)」が付帯しています。深夜でも提携レッカー業者が現場まで燃料を届けてくれます。
- JAF(日本自動車連盟)の救援要請:会員であれば燃料代実費のみ(非会員は基本料・作業料で約2万円前後)で24時間全国どこへでも駆けつけてくれます。
- 携行缶での徒歩調達は非推奨:深夜に徒歩でスタンドを探し、携行缶でガソリンを購入しようとしても、本人確認や使用目的の厳格な確認書類への記入が必要であり、夜間ワンオペ店舗では携行缶への小分け販売自体を断られるケースがほとんどです。無理に動かずプロのロードサービスを呼ぶのが最も安全で確実です。