小学校の運動会で爆発的な人気を誇るのが、陽気な音楽に合わせて踊り、笛の合図で投球に移るチェッチェコリ玉入れだ。この競技で勝利をつかむカギは、ダンスから投球への「秒速の切り替え」にある。
音楽が鳴っている最中、ただ楽しく踊るだけで終わらせてはならない。勝つチームの児童たちは、ダンス中も足元にある玉の密集地帯を視界の隅で捉え、笛が鳴った瞬間に最短距離で移動するシミュレーションを行っている。合図が鳴った直後の3秒間で、いかに素早く自分の胸元へ3個から4個の玉を集められるかが勝負の分かれ目だ。ノリノリのダンスで動かした身体の柔軟性をそのまま投球動作のスムーズな連動へと繋げることで、タイムロスを最小限に抑えた爆発的な連続得点が可能となる。