なぜ大揺れは後から来る?地震のP波とS波の違いと仕組みを徹底解説

なぜ大揺れは後から来る?地震のP波とS波の違いと仕組みを徹底解説

なぜ大揺れは後から来る?地震のP波とS波の違いと仕組みを徹底解説について分かりやすく解説いたします。詳細な分析をご確認ください。

地震波の種類は、地下を伝わる体積波(P波・S波)だけにとどまりません。地表付近にエネルギーが集中して伝わる表面波(レイリー波やラブ波)も存在し、それぞれが異なる周期と破壊力を持っています。客観的な物理データと防災上の危険度を比較表にまとめました。

地震波の種類波の性質・伝播速度引き起こされる現象防災上の危険度・評価P波(体積波・縦波)疎密波(圧縮波)
約5.0〜7.0 km/s初期微動(カタカタする縦揺れ・異音)【警戒シグナル】単体での倒壊リスクは低いが、緊急退避行動を開始すべき絶対的合図。S波(体積波・横波)せん断波(ねじれ波)
約3.0〜4.0 km/s主要動(ガタガタ・ユサユサという強烈な横揺れ)【極めて高い】木造家屋の倒壊、家具の転倒、地滑りなど直接的構造被害の主因。表面波(レイリー波・ラブ波)地表付近を伝わる波
約2.0〜3.0 km/s長周期地震動(ゆっくりとした大きな揺れ)【高層階で極大】減衰しにくく遠方まで届く。超高層ビルや石油タンクの共振被害を誘発。
山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。