クレジットカード番号はどこ?消えた理由とナンバーレス確認手順を徹底解説

クレジットカード番号はどこ?消えた理由とナンバーレス確認手順を徹底解説

クレジットカード番号はどこ?消えた理由とナンバーレス確認手順を徹底解説について詳しく解説いたします。詳細な分析をご覧ください。

手元のクレジットカードに番号が見当たらない場合、まずはそのカードが採用している「物理設計のタイプ」を特定する必要があります。現在流通しているクレジットカードは、大きく分けて以下の3タイプに分類されます。

第1は、従来型の「表面印字・エンボスタイプ」です。カード表面に14〜16桁の数字が凹凸のあるエンボス加工またはレーザー印字で大きく記載されており、一目で番号を把握できます。

第2は、プライバシー配慮型の「カード裏面集約タイプ」です。表面には氏名やブランドロゴのみを配置し、カード番号・有効期限・セキュリティコードといった機密性の高いカード情報をすべて裏面にまとめて印字しています。店舗のレジで店員や周囲の第三者に表面を見られても、番号を盗み見される危険性が大幅に軽減されます。

第3が、近年主流となった「完全ナンバーレスカード」です。カードの表面にも裏面にも、カード番号や有効期限、CVV番号が一切印字されていません。プラスチックカード上に存在する情報は、会員氏名と発行会社コードなどの最低限に絞り込まれています。

券面から番号が消えた決定的な理由は、スマートフォンのカメラ性能向上や監視カメラの普及に伴う「ショルダーハック(覗き見・盗撮)」による不正利用の急増です。日本クレジット協会の公表データを見ても、クレジットカード不正利用被害額の9割以上を「番号盗用」が占めています。レジでの受け渡し時や決済端末への差し込み時に、わずか数秒で番号とセキュリティコードを撮影・記憶されるリスクを物理的に根絶するため、各社がナンバーレス化へ舵を切ったという経緯が存在します。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。