ドライカレーオムライスの完成度を左右するのが、上に乗せる半熟卵の仕上がりです。家庭でオムレツを作ると「火が通り過ぎてボソボソになる」「皿に移す途中で破れる」といった失敗が起きがちですが、これには科学的な解決策があります。
冷食大手やプロのシェフも活用する裏技が、「卵液への水溶き片栗粉(卵2個に対して片栗粉小さじ1/2+水小さじ1)とマヨネーズ小さじ1の添加」です。片栗粉のデンプンが熱凝固したタンパク質の間に入り込むことで保水性が保たれ、少々加熱してもパサつかず、驚くほど滑らかで破れにくい卵シートが完成します。
包み方には大きく分けて2つのアプローチがあります。
- ① カフェ風・乗せ崩しスタイル(難易度:低):強火で熱したフライパンに多めのバター(10g)を溶かし、一気に卵液を流し込みます。菜箸で大きく円を描くように8秒ほど素早くかき混ぜ、半熟状態になったら火を止め、そのまま滑らせるようにドライカレーの上にスライドさせます。中央をナイフで開けば、とろとろの卵が広がります。
- ② 王道の包み込みスタイル(難易度:中):卵が半熟になった段階で火を止め、中央にドライカレーを横長に乗せます。フライパンの端を使って手前と奥の卵をご飯にかぶせ、フライパンを傾けながら皿へ裏返すように着地させます。仕上げにキッチンペーパーを上から当てて形を整えると、洋食店さながらの美しいアーモンド型に仕上がります。