奈良県五條市西吉野で明治36年(1903年)に開墾された堀内果実園は、富有柿やすもも、梅、ブルーベリーなどを栽培し続けてきた名門農園です。その6代目が手掛けるカフェ事業は、単なるスイーツショップの枠組みを大きく超え、日本の「農業の6次産業化」における金字塔としてメディアや業界関係者からも極めて高い評価を受けています。
一般的なフルーツパーラーが市場から仕入れた果実を使用するのに対し、堀内果実園の最大の強みは「畑から直接届く完熟度」にあります。流通に乗せるために早摘みされた果物ではなく、木の上でギリギリまで太陽を浴びて甘みを蓄えた果実を直送しているため、果汁の濃度と香りの立ち方が圧倒的に異なります。
さらに、旬の果実のみずみずしさをそのまま生かした生菓子だけでなく、無添加にこだわったドライフルーツやコンフィチュールなど、果樹園ならではの加工技術をフル活用した商品展開が、本物志向を求める現代の消費者の心を掴んで離しません。