2階の売場には、全国の直営店でも手に入らない赤坂店限定の羊羹や、本店ならではの特別仕立ての贈答品が並びます。手土産選びで絶対に外せない看板商品が、特製羊羹「千里の風(せんりのかぜ)」です。
「虎は一日に千里を行って千里を還る」という故事にちなみ、勇猛果敢な虎の立ち姿と風の勢いを、黄と黒の艶やかな虎斑(とらふ)模様で見事に描き出した芸術品です。切る箇所によって断面の表情が異なり、切り分けるたびに場が華やぐため、重要なビジネス接待や特別な慶事の手土産として絶大な支持を集めています。
また、小形羊羹の詰め合わせにも赤坂店限定の化粧箱やグラフィックが用意されており、若い世代やインバウンド旅行者のカジュアルなギフトとしても人気を博しています。
買い物を終えたら、ぜひ足を運んでいただきたいのが地下1階の「虎屋 ギャラリー」です。ここでは、虎屋文庫が所蔵する数千点に及ぶ歴史的資料をもとに、和菓子にまつわる歴史、年中行事、器や文学との関わりを紐解く企画展が定期的に開催されています。入場無料でありながら、展示内容は学術的にも評価が高く、日本の美意識の深層に触れる豊かな知的好奇心を満たしてくれます。