1990年代前半のオープン以来、西東京市向台町2丁目で営業を続けていたタイムジップス24は、単なる練習場の枠を超えた地域コミュニティの拠点でした。当時としては画期的だった全自動ティーアップ機の導入や、夜間でも快適に打ち込める照明設備、充実したショップと工房を備え、平日昼夜を問わず多くのプレイヤーで賑わっていました。
特に武蔵野徳洲会病院に隣接し、西武新宿線・田無駅やJR中央線・武蔵境駅からバスアクセスも良好な立地環境は、車を所有しない都市型ゴルファーにとっても貴重な練習環境を提供していました。3階建ての開放的なレンジから放たれる打球音は、向台町エリアの日常的なランドスケープとして定着していたのです。
しかし、2026年春に発表された突然の閉館告知は、常連客や近隣住民に大きな衝撃を与えました。最終営業日となった2026年6月30日には、長年通い詰めたプレイヤーたちが別れを惜しみ、SNS上でも「田無のシンボルが消えてしまう」「明日からどこで練習すればいいのか」といった惜別の声が溢れかえりました。