情報が溢れるWeb上では、新橋お多幸に関するいくつかの誤解や思い込みが散見されます。訪問前に知っておくべき代表的な盲点を検証します。
最大の誤解は、「新橋店でもランチにとうめし定食が食べられる」という勘違いです。テレビ番組やSNSのリール動画で話題になる「とうめし定食」は、日本橋お多幸本店の平日ランチタイムの限定メニューであることがほとんど。新橋お多幸は夜の酒場営業が中心であり、昼間に訪れても営業していないため注意が必要です。新橋店でとうめしを味わうなら、夜の営業時間に訪れ、おでんやお酒を楽しんだあとの〆として注文するのが正規ルートです。
また、「関東風黒おでんは東京以外の人には塩分が強すぎる」という先入観も誤りです。色の濃さは醤油の種類や継ぎ足しの煮込みによるものであり、塩分濃度自体は一般的な関西風白だしおでんと大きく変わりません。むしろ上質なみりんと出汁由来のまろやかな甘みが効いており、西日本出身者からも「見た目と違って出汁の甘みと旨味が引き立っていて驚いた」という感想が数多く寄せられています。