あつ森おごそかなめいがの見分け方|本物と偽物の決定打を徹底解説

あつ森おごそかなめいがの見分け方|本物と偽物の決定打を徹底解説

あつ森おごそかなめいがの見分け方|本物と偽物の決定打を徹底解説に関する深掘り記事を分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。

「おごそかなめいが」の原画である『ラス・メニーナス(スペイン語で「宮廷の侍女たち」)』は、17世紀スペインの宮廷画家ディエゴ・ベラスケスが描いた西洋美術史屈指の傑作です。なぜゲーム開発陣は、奥の男性というマニアックな箇所に改変を加えたのでしょうか。その理由は、この名画自体の構造にあります。

『ラス・メニーナス』の最大の謎は、「画家ベラスケスは誰を描いているのか」という構図の多重構造にあります。中央には5歳の王女マルガリータが描かれていますが、画中のベラスケスが視線を向けている先、つまり鑑賞者が立っている位置には、スペイン国王フェリペ4世と王妃マリアナが立っています(その姿は背景中央の鏡にうっすらと反射しています)。

そして、その国王夫妻がいる部屋へと続く扉の前に立っているのが、王妃の侍従長であるドン・ホセ・ニエト・ベラスケスです。彼は今部屋に入ってきたのか、それとも立ち去ろうとしているのか、今なお美術史家の間で議論が続く重要人物です。『あつ森』の開発チームは、この「絵画の視線誘導の終着点」である侍従長の腕をコミカルに挙げさせることで、美術史への敬意とユーモアを融合させた見事なギミックを構築したと言えます。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。