Web上の一部では、「おねショタ同人は過激な背徳描写だけを売り物にしている」という先入観が根強く残っています。しかし、これは実態を見誤った典型的な誤解です。
現在のマーケットにおいて長期的にヒットを記録している作品の多くは、むしろ日常の丁寧な生活描写や会話劇の巧みさによって支えられています。駄菓子屋の店番、放課後の勉強部屋、雨の日の寄り道といった何気ない情景描写の積み重ねがあるからこそ、クライマックスにおける感情の爆発が際立ちます。
また、「一度読んだら飽きやすい一発ネタ」という見方も誤りです。人気サークルの多くは何年にもわたる長期シリーズを手掛けており、作中で少年が成長し、お姉さんとの身長差や立場が徐々に変化していくプロセスそのものが、読者を離さない一大コンテンツとなっています。