改訂と改定の違い完全解説!文章か制度かで迷わない使い分けと例文

改訂と改定の違い完全解説!文章か制度かで迷わない使い分けと例文

改訂と改定の違い完全解説!文章か制度かで迷わない使い分けと例文の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

インターネット上のプレスリリースやECサイトの告知文で散見されるのが、価格改定と価格改訂の混同です。結論から述べると、「価格改訂」という表記は日本語の規範上、明白な誤りです。

価格とは「数値として定められた取り決め」であり、文章そのものではありません。したがって、金額を引き上げたり引き下げたりする行為は「定め直す」作業であるため、価格改定が正解です。同様に、会員規約やサービス利用約款も法的な取り決めであるため、規約改定が正式な用字となります。

ただし、例外的に複雑なケースが存在します。例えば「就業規則」というドキュメントが存在する場合、「制度としての労働条件を変える」なら就業規則の改定となりますが、「誤字を修正した冊子を刷り直す」行為のみを指す場合はマニュアルの改訂と同義で「改訂」が使われる余地があります。しかし、ビジネス実務上は規程の効力変更を伴うことが大半であるため、規定類は原則として「改定」に統一するのが安全です。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。