アンガールズのマルファン症候群説はデマ?体型の真相と現在の健康状態

アンガールズのマルファン症候群説はデマ?体型の真相と現在の健康状態

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客観的な事実を見極めるためには、まずマルファン症候群の特徴と症状について正確な医学知識を把握する必要があります。

マルファン症候群は、細胞と細胞をつなぐ結合組織の主要成分である「フィブリリン1(FBN1)」遺伝子の変異などを原因とする遺伝性の難病(指定難病167)です。発症頻度はおよそ3,000人〜5,000人に1人とされ、骨格系だけでなく、眼や心臓血管系など全身の多様な器官に病変が現れます。

臨床現場における診断は、国際的な基準である「改訂ゲルント基準(Ghent nosology)」に則って厳格に行われます。単に手足が長いという外見のみで判断されることは決してありません。

診断・身体評価の項目マルファン症候群の主な特徴アンガールズ(田中・山根)の実情専門的見地による判定骨格系の特徴高身長、四肢・指の過度な伸長(クモ状指)、漏斗胸・鳩胸、脊柱側弯症など高身長かつ手足は長いが、胸郭変形や重度の骨格異常の報告はなし外見的プロポーションの部分的類似に過ぎない心血管系の病変大動脈基部拡張、大動脈解離、大動脈瘤、僧帽弁逸脱症など命に関わるリスク過酷なロケやスポーツ企画、激しい運動を長年継続しても循環器系異常なし重篤な心血管病変の兆候は認められない眼科的病変水晶体亜脱臼(偏位)、強度近視、網膜剥離視覚障害や水晶体脱臼に関する既往歴の公表なし疾患特異的な眼症状は見られない寿命と治療管理適切な早期診断と投薬・外科手術管理を行わない場合、心血管合併症が予後に影響両名とも40代後半を超え、定期健診を受けながら極めて元気に活動中病気説を完全に否定する活動実態

マルファン症候群において最も警戒すべきは大動脈解離や大動脈瘤などの循環器疾患であり、激しい運動制限を課されるケースも少なくありません。しかしアンガールズの二人は、若手時代から現在に至るまで、リアクション芸や長時間の立ち仕事、過密スケジュールを20年以上走り続けており、重篤な心血管系の持病を抱えている兆候は一切見受けられません。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。