甲状腺疾患を抱える当事者を最も苦しめるのは、血液検査の数値を見るまで周囲に病気だと気づいてもらえない「見えないハンディキャップ」です。職場や家庭、学校において「怠けている」「自己管理が甘い」「いつも眠そうにしている」と誤解され、精神的に追い詰められてしまうケースが多発しています。
自著や告白記事において複数のタレントが述べているように、「体が動かないこと以上に、自分の意志の弱さのせいだと自分を責めてしまう時間が最も辛かった」という声は共通しています。もし自身や身近な人に以下のような兆候が複数見られる場合は、放置せずに内分泌内科や甲状腺専門クリニックを受診することが推奨されます。
📋 【橋本病・甲状腺機能低下症のセルフチェックリスト】- 十分休んでも抜けない全身の重だるさ・強い倦怠感がある
- 食べる量が増えていない(または減っている)のに体重が増える
- 朝起きたときに顔やまぶた、手がパンパンにむくんでいる
- 以前に比べて寒さに極端に弱くなり、夏でも手足が冷える
- 脈拍数が少なくなり、動作や話し方がゆっくりになったと言われる
- 皮膚が粉をふいたように乾燥し、抜け毛や眉毛の外側の薄毛が目立つ
- 便秘がちになり、市販の便秘薬を飲んでも改善しにくい
- 気力が湧かず、物事を判断するのが面倒になり、気分の落ち込みが続く