大津高校サッカー部のブランド価値を絶対的なものにしているのが、国際舞台で活躍する歴代日本代表選手の存在です。カタールW杯をはじめ日本代表の守備の要として君臨する谷口彰悟(シント=トロイデンVV)、屈強なフィジカルと対人能力で国内外のストライカーを封じ込めてきた植田直通(鹿島アントラーズ)の2人は、まさに大津の育成力を象徴するフラッグシップOBです。
さらに遡れば、泥臭いプレースタイルとヘディングで日本代表のワールドカップ出場に貢献した巻誠一郎、卓越したテクニックで観客を魅了した藤本主税、水野晃樹、そして車屋紳太郎など、各年代の日本サッカーを彩ったタレントが同校の卒業生です。近年でも野田裕喜、一美和成、福島隼斗といった実力派Jリーガーが続々と誕生しています。
高卒で即座にプロ契約を勝ち取るプロ内定選手だけでなく、大学サッカー経由で日本代表やJ1レギュラーへとステップアップする選手が多いのも大津高校の特徴です。筑波大学や明治大学、鹿屋体育大学などの名門大学へ進学し、4年間でフィジカルと戦術理解をさらに深めた上でプロ入りする「複線型の進路モデル」が確立されています。