2005年1月期に放送された『ごくせん第2シリーズ』は、日本テレビの土曜ドラマ枠における歴代最高視聴率を記録しました。前作(2002年放送の第1シリーズ)で主演を務めた仲間由紀恵の盤石な演技に加え、黒銀学院高校3年D組のリーダー格として抜擢されたのが赤西仁(矢吹隼人役)と亀梨和也(小田切竜役)でした。
当時、KAT-TUNはまだCDデビューを果たしていなかったものの、ジャニーズJr.(当時)として既に東京ドーム公演を成功させるほどの絶大な求心力を誇っていました。ドラマ開始とともに赤西仁の醸し出すナチュラルな色気とワイルドな風貌は瞬く間に視聴者を魅了し、単なるアイドルドラマの枠を超えた社会現象へと発展しました。
男子中高生がこぞって真似した「矢吹隼人ヘア」とスタイリング
赤西仁が演じた矢吹隼人のビジュアルは、当時のティーンエイジャーの間で一大トレンドとなりました。サイドと襟足を遊ばせた長めの外ハネウルフカットに、前髪をヘアピンで無造作に留めるスタイルは、全国のヘアサロンでオーダーが殺到しました。開襟シャツにルーズに羽織るブレザー、首元のアクセサリー使いなど、それまでの不良生徒像にあった「泥臭さ」を払拭し、スマートで洗練された不良像を提示した点に大きな革新性がありました。