事の発端は、ある大手レコード会社が水面下で進めていた、昭和ポップスのアーカイブプロジェクトだった。しかし、単なる過去の音源の再編集では終わらなかった。関係者の熱意が、不可能と思われた二人のコンタクトを可能にしたのだ。誰もが「あり得ない」と考えていた組み合わせ。それが今、現実味を帯びて動き出している。
「お互いに長いキャリアを築き、人生の酸いも甘いも噛み分けた今だからこそ、表現できる歌がある」。関係者はそう語る。わだかまりはとうの昔に消え去り、今や互いをリスペクトし合う戦友としての絆が、この奇跡のコラボレーションを後押ししたことは間違いない。