ネット上にはびこる最大の誤解は、「怪しい相手だと分かったらすぐにブロックすれば無害である」という根拠のない過信です。
一度ネット上に書き込んだLINE IDやQRコード画像は、投稿者が削除依頼を出したとしても即座に消滅するわけではありません。悪質な業者はスクレイピングツールを用いて掲示板の書き込みを常時監視し、投稿された連絡先を瞬時にデータベース化して裏社会の「カモリスト」へと転売しています。
つまり、掲示板から募集文を消したとしても、すでにあなたのIDは業者間で共有されており、数ヶ月後や1年後に忘れた頃を見計らって別の詐欺アカウントから連絡が届くという二次被害が発生します。デジタルタトゥー化した個人情報は、個人の手で回収することが極めて困難です。