ダンベルプレスとベンチプレスどっち?真の違いと重量換算の真相

ダンベルプレスとベンチプレスどっち?真の違いと重量換算の真相

ダンベルプレスとベンチプレスどっち?真の違いと重量換算の真相とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

Q1:ダンベルプレスだけをやり込んでも、ベンチプレスの重量は伸びますか?
A1:ある程度の水準までは確実に伸びます。ダンベルプレスによって大胸筋の純粋な筋肥大とスタビライザー(肩の安定筋)が強化されるためです。ただし、ベンチプレス特有の「足の踏み込みによるレッグドライブ」や「バーベルのしなりと胸での受け止め方」といった神経系の特異的なスキルは向上しないため、バーベルの1RMを伸ばすには最終的にベンチプレス自体の練習が不可欠です。

Q2:ダンベルプレスで手首や肩を痛めないためのフォームの秘訣は何ですか?
A2:第一に、ダンベルを構える際に腕の力だけで持ち上げず、膝の反動を使って同時に仰向けになる「オンザニー」を完全に習得することです。第二に、ボトム位置で肘の角度を体幹に対して90度に広げず、脇を45度から60度程度に締めて「前腕の骨(尺骨・橈骨)の真上にウエイトを乗せる」意識を持つことで、肩関節と手首への剪断力を劇的に減らせます。

Q3:初心者はベンチプレスとダンベルプレス、どちらから始めるべきですか?
A3:まずは「バーベルベンチプレス」から着手することを推奨します。バーベルは軌道が一次元的に固定されているため、初心者が最も身につけるべき「肩甲骨を寄せて下げる(胸を張る)」という基本姿勢を習得しやすいメリットがあります。バーベルで体重相当(60kg前後)を扱える基礎支持力がついてからダンベルプレスを導入すると、グラつきによる怪我を防ぎスムーズに重量を伸ばせます。

Q4:ダンベルプレスの重量が伸び悩んだ時の打開策はありますか?
A4:ダンベルは片手あたり2kg刻み(両手で4kg増)でしか重量を上げられないジムが多く、バーベルに比べて重量の壁にぶつかりやすい性質があります。重量を急に上げるのではなく、「可動域をさらに深くする」「ネガティブ動作(下ろす局面)に3秒かける」「レップ数を8回から12回まで伸ばす」といった筋緊張時間(TUT: Time Under Tension)の漸進的過負荷を活用するのが安全かつ確実な打開策です。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。