夫婦関係は解消されたものの、二人にはかけがえのない娘がいる。離婚当時、親権は栗原氏が持つこととなったが、羽鳥氏は父親としての役割を放棄することはなかった。学費の支援はもちろんのこと、折に触れて娘との時間を持ち、成長を見守り続けてきたという。
「離婚したからといって、子供にとっての父親と母親である事実は変わらない」。この共通認識があったからこそ、二人は泥沼の争いを避け、穏やかな関係を維持できたのだ。娘が成人を迎えた現在も、二人の間には元夫婦という枠を超えた、ある種の「戦友」のような信頼関係が漂っている。