山本耕史さんの肉体を目にした人が一様に抱くのが、「なぜここまで鍛え上げているのか」という疑問です。端正なマスクを持つスマートな俳優というパブリックイメージを覆し、山本耕史の筋肉の理由となった原点は、20代の頃に遡ります。本人への過去のロングインタビューによると、過密な舞台公演が続いた際、体調を崩して思うような声量やキレを出せなかった経験が、フィジカル強化への強烈な危機感を生み出したと明かされています。
「俳優の資本は肉体そのものである」という信念のもと、自らの体を内側から鍛え直す決意を固めたことが、過酷な筋トレのきっかけでした。現在に至るまでその情熱が途切れることはなく、山本耕史の筋肉の現在は、まさにアスリートの領域に到達しています。撮影期や絞り込みのピーク時には体脂肪率が8%前後まで落ち込むとされ、オフシーズンであっても10%台前半を維持していると伝えられています。40代後半の男性平均体脂肪率が17〜23%程度であることを鑑みれば、いかに常軌を逸したコンディションであるかが分かります。