てんちむの豊胸騒動を巡っては、ネット上で多くの憶測や誤った情報が拡散されています。取材データと公知の事実に基づき、代表的な3つの誤解を正します。
誤解1:手術を受けた美容外科クリニックは公式に公表されている?
ネット掲示板などでは特定の有名美容クリニックや執刀医の名前が取り沙汰されましたが、てんちむ本人および関係者からクリニック名が公式に公表された事実はありません。守秘義務や契約上の理由から病院名は伏せられており、SNS上のクリニック特定情報はあくまで推測の域を出ません。
誤解2:自腹返金したことで全ての負債・賠償金は完済している?
「クラブ勤務で借金を完済した」というニュースが独り歩きしていますが、これは「一般購入者への自腹返金原資(約4億円)」を清算したという意味です。その後に販売元企業から提訴された「数億円規模の損害賠償請求訴訟」による賠償金支払い義務は別途残されており、現在も法的な支払い対応や経済的負担が続いています。
誤解3:モテフィット自体は粗悪な詐欺商品だったのか?
商品自体の構造としては、一般的なナイトブラとしての補正機能やホールド力を備えていました。問題となったのは商品そのものの品質よりも、「豊胸手術の効果をあたかもナイトブラと自力マッサージの成果であるかのように偽って販売したプロモーション手法」です。商品の機能と広告表現の悪質な乖離が法的な争点となりました。