カイロ大学疑惑の真相|小池百合子氏の学歴論争と声明の裏側を暴くに関する話題のニュースを分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。
エジプトの高等教育システムには、日本のような予備校が算出する「偏差値」という指標は存在しません。代わりに、中等教育修了時に国が一斉実施する統一国家試験「サナウィーヤ・アームマ」の得点率によって、志望できる学部が厳格に振り分けられます。医学部や工学部は得点率90%以上を要求される超難関ですが、文学部社会学科は比較的入り口のハードルが低く設定されています。
しかし、入りやすさと「出やすさ」は完全に別問題です。教育水準と国際評価を客観的データで比較すると、カイロ大学の特異な立ち位置が浮き彫りになります。
項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価世界大学ランキング(QS)世界350〜380位前後
(中東・アラブ地域トップ5以内)日本の上位国立大(筑波大・神戸大水準)アラブ世界を代表する名門。学問水準は極めて高い。入学選抜方式(現地学生)国家統一試験の絶対評価
(文科系学科は得点率65〜75%)日本でいう大学入学共通テストに近い一括選抜文学部は大衆開放型。学生数が膨大で選別は入学後に行われる。使用言語・語学難易度正則アラビア語(フスハー)
米FSI分類で最難関カテゴリーIV習得目安:2,200時間以上の集中学習日常会話の方言(アンミーヤ)とは別物。講義理解の難易度は極めて高い。正規学部の卒業率(留学生)推定10〜20%未満
(ストレート卒業は極めて稀)欧米名門大の留学生卒業率(70〜80%)現地語での筆記論述試験が課され、外国人への加点措置もほぼない過酷な環境。日本における偏差値換算偏差値の算出は不能
(語学障壁を含めれば実質難易度65以上)国内中堅私大〜難関私大レベルの学問領域偏差値という物差し自体が無意味。言語の壁が学力以上に過酷。