フロアを歩いて気づくのは、ショッピング目的以外の来館者が非常に多いことだ。館内には内科や歯科などのクリニック、調剤薬局が整然と並び、仕事帰りや買い物ついでに通院できる環境が完成している。通院のついでに夕食の食材を買い足すといった流れるような日常の動線が、ここで日常化している。
行政サービスや子育て世代へのケアスペースも拡充され、若年ファミリー層の利用割合が年々増加中だ。子どもの習い事教室やキッズスペースが充実しているため、保護者同士の情報交換の場としても機能している。モノを買う場所から「用事を一括で済ませ、人とつながる場所」への転換が、利用者の高い滞在時間を生む好循環を作り出している。