『ポケベルが鳴らなくて』結末とバッシングの真相!キャストの現在

『ポケベルが鳴らなくて』結末とバッシングの真相!キャストの現在

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本作の企画を手掛けたのは、当時から稀代のヒットメーカーとして名を馳せていた秋元康氏です。時代の最先端アイテムだったポケベルの「届きそうで届かない」「相手の顔が見えない」という不確実性を恋愛のスパイスに見立て、スリリングな心理サスペンス仕立ての愛憎劇を構築しました。

物語のあらすじは、女子大生の内田育未(裕木奈江)が、親友である水野晃代(坂井真紀)の父親・水野保(緒形拳)と偶然出会うところから動き出します。大手商社で働く実直なサラリーマンの保は、家庭では良き父親であり夫でしたが、無邪気さと危うさを併せ持つ育未に急速に惹かれていきます。

育未もまた、同年代の男性にはない包容力を持つ保にのめり込み、やがて2人はポケベルの呼び出し音(ベル)を合図に逢瀬を重ねる関係へと堕ちていきました。友情を裏切る罪悪感と抑えきれない情念、そして崩壊へと向かう家庭のリアリティが、当時の茶の間に生々しい緊張感をもたらしました。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。