りんくう営業所が扱う貨物の多くは、単なる国内荷物ではなく関西国際空港を経由する国際貨物です。この特殊な輸送フローを理解しておくと、荷物の現在地を冷静に把握できるようになります。
海外通販で購入された商品は、現地空港から関空へ空輸され、上屋(保税蔵置場)へ運ばれます。ここでインボイス(送り状)の記載内容、課税対象額、禁制品の有無などが細かく照合されます。近年は越境ECの安全基準厳格化に伴い、簡易通関であってもランダムサンプリング検査の対象となる荷物が増加傾向にあります。
もし送り状の住所に不備(番地抜けやカタカナ表記の乱れ)があったり、購入品の品名が曖昧だったりすると、確認が取れるまで「通関保留」となります。この間、日本の追跡システム側では一律に「りんくう営業所にて保管中」と表示されるケースがあり、これが利用者の不安を招く大きな原因となっています。