進路選定において避けて通れないのが、偏差値帯と必要となる学費、そして入試科目の対策です。
生物資源科学部の偏差値は、学科によって大きく二極化しています。獣医学科は最難関クラスとなり、河合塾基準で偏差値62.5〜67.5に達します。一方で、生命化学系、応用生物系、環境系、農業系学科は偏差値45.0〜55.0前後で推移しており、国公立大学(秋田県立大、島根大など)の共通テストボーダーは60%〜70%前後が目安となります。
入試科目に関しては、一般選抜において理科(生物・化学から1〜2科目)、英語、数学(数I・II・A・B)が基本構成です。ただし、食品ビジネス学科や環境系の一部学科では、国語や地歴公民を利用した「文系型入試」を導入している大学もあり、文理問わず門戸が開かれています。
学費については、国公立と私立で大きな開きがあります。生物資源科学部の学費は、国立・公立大学が入学金約28万円・年間授業料約53万5,800円であるのに対し、私立大学の一般学科では初年度納入金が約160万〜180万円程度となります。なお、私立の獣医学科に進学する場合は設備費や実習費が加算され、初年度納入金が250万円超となる点に注意が必要です。