二人の劇的な渡米劇とニューヨークでの再出発は、エンターテインメント業界にとっても格好のテーマであり続けている。ハリウッド関係者や動画配信大手のNetflix をはじめとするグローバルメディア企業が、彼らの足跡を追う人物ドキュメンタリー や、海外向けの皇室ドキュメンタリー特番 の企画を密かに画策しているとの情報が絶えない。巨額の放映権料が提示されているとの噂すら囁かれるほどだ。
しかし、当の二人にはそうした商業主義的なメディア露出に応じる気配は微塵もない。弁護士としてのプロフェッショナルな信頼性を何よりも重んじる彼らにとって、自らの私生活を切り売りすることは致命的なリスクとなりかねないからだ。世界中のメディアからの打診を固辞し続ける態度は、かえって彼らの神秘性と価値を高めるという皮肉な結果を生んでいる。